今さら,な感じですがSpartan6基板を作りました.RaspberryPi2をすっぽり覆いかぶせるスタイルの基板です.欲しい方には基板データ(Eagleデータ)を公開しますのでご連絡ください.
ちなみに,当社では,カッティングプロッターでマスクを作って,SwitchScience社製リフローコントローラ+オーブントースターで実装を行っています(社内製手工業).ですので,完成品は若干コスト高です.もし沢山使いたいという要望があれば,実装屋さんに出すこともできるのですが…今さらSpartan6で新しい基板…って言われても,かな,とか.
基板は,こんな感じ.exPi ver3.1です.FPGAはXC6SLX9-2TGQ144.Artix-7からは存在しないQFPの名残を惜しむべく,あえてのQFPの採用です.
左側がRaspberryPi2との接続用のコネクタで,右にPMODを3つ引き出しています.FPGAの下は12V-3.3V DC-DCな電源とRS422でシリアルチェインがつくれるようなパタンを用意しています.
ボード上には水晶,ディップスイッチ,LED,コンフィグROMを搭載.JTAGコンフィグレーションには別途アダプタが必要ですが,およそ必要なものは載っているかと.
RaspberryPi2に組み付けるとこんな感じ(事情により,この写真は,一つ前のexPi ver.3です).
RaspberryPi2は,元々,↓のような基板なので,そくりそのまま覆っていることになります.
本格的に使用するには,放熱を考慮する必要はありますが,コンパクトにまとまりました.
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